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エミリーが教えてくれた庭仕事の意味

モンシュシュの庭は 私の思い描く 庭の理想の まだ1000分の1にもなりません。

けれど、夏草のさかんな時期は、 お食事づくりの後 今日はこちら 明日はあっち

というふうに

毎日、草刈りに追われます。 ここにお店ができるまでは マンション住まいだったので ベランダを花いっぱいにして

楽しんでいましたが、 私のできることは、

ここではまだまだ。 この事を考える時、 思い出す詩があります。 「草のしごとは ほんの少し」という エミリー・ディキンソンの詩です。  草がする事は  大きな地球にとって  ほんの少しのことである というような感じで

覚えているのですが、 何年も前に読んだので

さだかではありません。 でも 草というのが人間に思えて。

まさに 今の私だと思います。

  *   *   *

やっても やっても

終わらない庭仕事。 体が痛くて つらいこともいっぱい。 人から見て がんばったね、と

言ってもらえる程、やりたいけど

1日ではとうてい無理。 日々の ほんの少しの草刈りは

まるで人生そのもの。 見えない努力をわずかずつでも

積み重ねていく日々の教訓でも

あるように思えます。

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