
うつわの話
モンシュシュでお出ししている
「きやっ、かわいい」と 言って集めた、いろいろな うつわたち。
うつわは わたしの こどもみたいなもの。
毎日、たくさんの人の カメラの前で
ほほを染めて はずかしそう。
じまんのスタッフがいつも
ていねいに洗ってくれています。
わたしの いとしいこどもたち。
いつも あの方には
どんな お皿が似合うかしら。
と、考えてお出ししています。

Cherry Blossom
「春待ちパスタ」は
毎年、春になるとつくるmenu。
両手は こごえても
心は 春を待つ。
この ひたひたとした気持ち。
お店の まわりには
桜の木が あちこちにあって
この、今は静かな枯れ木たちが
にぎやかに はればれしく
美しいドレスをまとい
たくさんの人の目を
ピンクに染める日が
今年も もうすぐくる。
この待っている日々が
楽しく思えるのも、
その日が きっと とても きれいな日だと
信じられるから。 春を待つ、
こんな美しい和歌を
教えていただきました。
君がため 春の野にいでて若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ

おいしい恋のおいつだい
「あなたのことを愛しています」
と、伝えることは
なんと 勇気のいることでしょうか。
こちらの気持ちに 気づいている時や
まったく気づかない場合、
何年も 会えないのに 忘れられない時など
相手との距離や 気持ちはさまざまでも
その言葉を さかいに
変わってしまう二人の関係。
心が こわれそうになるくらい
怖い この言葉のハードル。
こんな すごい台詞を
がんばって言ったり 言われたりしながら
むかしむかしから
今まで、人間の歴史は
繰り返されているのかと思うと、
いろんな人のかくれた恋のドラマも
いっぱい聞いてみたい。
私も なんだかわからないうちに
気づいたら なってしまった独身さん。
ここぞという時は勇気をしぼろうと
心に決める、1年に1度の バレンタイン。
していても していなくても
なんだか「恋」っていうだけで
心ときめく。
そして だれかの
かわいい恋のおてつだいも いっぱいしたい。
と、いうことで
6日から、2月14日までは
「バレンタイン・ランチ」です。
選べ

花雪じかん
いつのまにか
外は雪。
けれど
お気に入りの場所で
お気に入りのイスに座り
だいすきな Sweets を
食べている。
暖かで かわいい
その部屋があるだけで幸せ。
のんきな曲にあわせて
café にお似合いのZakka の本を開き
部屋の模様がえの計画をたてたり。
女友だちと なかよく笑ったり。
いつまでも 帰りたくなくて
そこにいたくなる。
そんな café でありたいと
モンシュシュは思っています。
しんしんの雪の日に

ゆげがごちそう
冬に一度は、
食べなくちゃいけない
モッツァレラチーズがとろける
トマトソース スパゲティ。
寒い時だけ 冬がしてくれる
ほわほわ、ゆげの演出。
ゆげっていい。
お皿も、お湯で ちゃんと
温めておいて。
大根も にんじんも
柔らかくて とろける。
体も心も くしゃんと
風邪をひかせないよう、
ありがたい冬の お野菜の恵みを
ほわほわの ゆげとともに
どうぞ めし上がれ*