

いとしのセーター
私には何度着ても あきのこない 大好きなニットがあって 冬は家に帰ると すぐにこれに着替えます。 イングランド製の うすいイエローのセーター。 デザインが好きで買ったのに、 ゴワゴワとして自分の体にフィットせず 着心地が悪く、とても残念で。 ...


冬のしあわせ
寒い冬の たのしみは かわいい木の実を見つけたり ふわふわ モヘアの毛糸を 編んで、ネックレスや クリスマスかざりをつくること。 寒さをしのぐためのジャケットに 温かなブランケットも巻きつけて 外の お散歩も この時期だけの素敵な、 とっておきの...


TSUYUのたのしみ
この中庭の ばらに似合う 新しく つくったワンピース。 お庭には お花があちこち。 朝、昨日はひらかなかった つぼみや 元気の出た あじさいたちに 声をかけながら、 1日を始めています。 お昼には うぐいすの声が響き、 水のまわりには...


わがままな仕立屋さん
ある町に、古いお家の 仕立て屋さんがありました。 仕立て屋さんは 育てているお野菜に 「おはよう」をいいます。 ちくちくするお仕事のそばには ちいさなお庭。 そこに小鳥が歌のレッスンに訪れます。 仕立て屋さんは 小鳥がたいすき。 小鳥といっしょに...


マーガレット服
着れなくなったお洋服を エプロンや Bag にリメイク。 もともと良い生まれの布地は 型は変わっても、とても 味わいがあるものに なります。 ワンピースさんの時代には 汚れや しみがつくのが気になるから よそゆきにしていた大事なものも エプロンさんになると ...


くしゅしゅの袖口
私のお仕事は 手をたくさん使います。 なので、お洋服のこだわりは 「袖口」に あります。 パンをこねているとき、 サラダを 盛りつけるとき、 笑われちゃうかもしれませんが 袖口が かわいいことが とても大事。 今日も くしゅくしゅとして かわいい。 ...


恋待蕾 ーこいまちつぼみー
2月の誕生色は ふきの若菜のような 黄緑色だそうです。 この季節に、寒いけど 若草色のお洋服が着たくなるのは そのせいかもしれません。 ふきのつぼみの ほろ苦い味はだいすき。 つぼみが春を待つ。 春を待つのは とてもわくわくと 楽しくて、 ...


FashionShowのお話 3
今は遠ざかって長いのでわかりませんが あの頃、Fashion show というものは 「春夏コレクション」 「秋冬コレクション」の年2回あり、 1つのショーの企画が 始まってから、終わるまでは とてもとても 長い道のりでした。 1年前から、デザイン、...


FashionShowのお話 2
デザイナーのクロード・モンタナさんは 生まれつきの芸術家みたいで、 絵画のようにお洋服を 作られているように思いました。 フェルトの大きな帽子を 私がモデルにかぶせると 美しい右手で帽子をちょこんと曲げ 「こうすると美しいよ!」と ニコリと微笑んでくださいました。 ...


FashionShowのお話
はずかしいくらい昔の話。 スタイリストの養成学校に 通っていた学生の頃。 たくさんの方のスタイリングを 勉強のため全国を飛び回って ショーの裏方のお手伝いを させていただきました。 山本寛斎さんや三宅一生さん、 コシノ三姉妹、鳥居ユキさんなどなど。 ...





























