

ちいさなもの
小さな器にひかれます。 お豆を入れたり 粉を入れたり。 小さな小さなスプーンで バーニャカウダーのソースをつけたり。 小さなカップ。 小さなフォーク。 小さな花。 小さな手。小さな夢。 小さなことって、すてき。


さえずり
お店の中も すっかり 春の彩り。 中庭の小鳥たちも 恋をしているから うぐいすも「ほーほけきょ」 と、さえずっています。 小鳥が美しく鳴く時は 恋しい人への メッセージということを知ったから 私には、小鳥たちが だんだん 恋のせんせいに 思えてきました。


リースのおはなし
フランスのアルザス地方では 草木で作ったリースは 再生や希望の意味があると 言われているらしい。 冬にしか飾らない イメージのリースですが 昔から、幸運と幸福を 呼びこむと言い伝えられ その輪は、途切れることなく続く 「永遠の愛」を表すとも。 ...


ブラウンの食卓
茶色の食器たちを集めて 食卓に並べてみたくなるのは 森の木々が 色づきはじめるこの頃。 緑だった葉っぱが、赤や黄色に おめかしした姿をながめながら 朝の車中は 鼻歌をうたって にやにや。 今日はどんなスープにしましょうか。 お肉は柔らかく ...


夢見月
ある本を開くと 桜は月見草というそうで そこから、3月は「夢見月」と 呼ばれるようになったとあります。 日本という国は 昔から、こんなふうに 美しい言葉で 春を感じて 名づけていたのかと思うと とても やさしい気持ちになりました。 夢見月の色は ...


プラハの詩人
春は近そうだけど ウールが手放せない今朝。 天気予報がしきりに 気温の低さを伝えていましたので 今日はみなさまを 温かいもので お迎えしようと決めました。 温かいトマトスープに たっぷりおやさいとチーズの スパゲティ。 ほかほかとゆげの出る ...


そっとやさしく
寒い日は 手のひらを そっと やさしく あたためましょう。 美しくとかした 髪の毛も やさしく なでてあげましょう。 心もつめたく なんないように。 そっと やさしく。


絵本の中のフルーティ
café の時間におだししている フルーツティが人気です。 りんごの皮やローズヒップなどを 煮出ししておだしする薄紅色の なんとも香りのよい紅茶です。 カレルチャペックの 山田詩子さんの本の中には 紅茶の素敵なレシピがいっぱい。 どのページを開いても ...


たったひとつのありがとう
今年の最後をモンシュシュで、と ランチの予約をして下さった かわいいお友だちたち。 顔を見るだけで いろんなこれまでの想い出が 次々と浮かんできて、なぜだか 涙がでてきました。 かわいくて たまらなくて。 モンシュシュが赤ちゃんの頃から ...


赤い風船(le ballon rouge)
ELTのアルバムの 「ORDINARY」という曲の中で フランスの映画というフレーズから 赤い風船と友だちになる 素敵な映画に、偶然出会いました。 私たちが生まれる前に、 その映画は作られました。 静かで短い物語。 けれど、それはなにげない人と人との...





























