
Little Romance
もしも、私が
心をこめて 作ったチョコのお返しに
プレゼントを いただくとしたら
どんなものがいいでしょう。
キラキラの指輪やネックレス?
贅沢は言わないから
私を想う熱いラヴレターが あればいい… って言いたいところだけど
それだけでは ちょっとつまらないから
小さくても、想い出に残る 微笑ましいものがそえられていると うれしい。
あれこれ考えていくうちに
そうしてまた、小さな恋が
生まれてゆく。
二人でいるだけで いいのだけれど。
あなたがいる、それだけで…。
「リセエンヌ」という ブルーのレースをかざった
ホワイトデー気分に似合う
お菓子を つくりました。
女の子どうしでも 男の子でも。 春風に吹かれて
恋しいひとを想うとき
こんな曲が似合うかも。

かわいいさんの2月スープ
先日、めったに平日しない
「オニオンのスープ」を作りたいと 思いつき、準備をしていました。
すると、以前初めて 「オニオングラタンスープ」を
メニューで出した時に来られた、 かわいい女性の方が
また偶然に来て下さいました。
テーブルに座り、
「今日はオニオングラタンスープは ありませんか?」と聞かれ、 オニオングラタンスープは
オニオンスープに、 チーズやパンを入れるので
「お値段が変わっても よければいいですよ」と、お答えしたら とても喜んで、注文して下さいました。
その後、お店に来られたお客様が
それを見て、なんと、 私も、僕も、と次々に
オニオングラタンスープを
注文して下さいました。
その、かわいいさんが 帰りぎわ
「以前、お店に来たとき、食べて、 おいしかったので、 家で作ってみたのですが
うまくいかなくて……」と。
私が、初めてオニオングラタンスープを 作ったのは、 忘れもしない、あれは中学生の頃。
現在の「天然生活」のような
大好きな雑誌の中で 紹介されていて、
それから 何度作っても

雪どけヒヤシンス
ゆっくり ぴたぴたと
屋根の雪が とけてゆき
どこからか 恋しい春の予感。
なんとも香りのよい
モンシュシュのヒヤシンス。
早くも桃色の花を開かせています。
朝いちばんに
ほっこり
お豆が おいしく煮えたから
明日のランチに入れましょう。
この味が好きだと思ってくれる
素敵な方の お口の中に、
運んでいただけますように。

Kissが運んでくれたもの
開店してから
たくさんの恋人さんたちが
ご来店くださいました。
月日は流れ、ご結婚のお祝いのお菓子を
作らせていただいたお二人は
先日いらしたとき、 おくさまのお腹がふっくら。
モンシュシュのお食事が
ちょっぴりでも、お二人の Baby の
手や足の栄養に役立つなんて
なんてうれしいことでしょうか。
この庭で出会って、 幸せなできごとが
次々 起こる恋人たちや
雪だるまを作ってくれた
絵のように美しい二人
そういえば、先日の フランス人のモルガンさんと フィアンセも、中庭で 映画みたいなキスをして
お帰りになりました。
私は ひそかにこの庭には しあわせの天使が、 住んでいるのでは ないかと思っています。
長い間、おつきあいのとぎれていた
ご友人どうしの 再会があったり、
仲の悪かった親子が仲を取り戻したり
会いたかった人に会えた方などなど
数々の じんとする温かいエピソードや ドラマがかくれています。
「世界中の人たちが ケンカしないで
仲よく笑顔で 暮らせますように」と、
幼い頃、