

大手町三丁目物語
父方の祖父母が、 広大生の下宿屋さんをしていました。 なので、子供の頃、私の家は 家族ではない10人ぐらいの人たちが うろちょろとしておりました。 そして、家族ではない人の夕食を たくさん作っている祖母の姿を かっこいいって思っていました。 ...


ハルさんのこと
「ハル」ということばは 春だから好き ということもあるけれど なぜか昔から 強くひかれていた。 それはもしかしたら、 こういうことではないかという 思いあたることが見つかった。 母方の祖父も祖母も 私が生まれた頃には、 もう亡くなっていた。 ...


恋する5月
シャンソンをききながら 新しく恋したお砂糖は フランスのきび砂糖、カソナード。 甘さの軽い、ほんのりラムの香り。 キャラメルソースのプリントナッツの アイスクリームにあわせたら 5月の風にあうパフェが生まれました。 去年、人気だった「はちみつのパフェ」も ...


シャトーブリアン
フランス19世紀の政治家 フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンが 料理人に命じて作らせたところから この名で呼ばれることになった シャトーブリアン。 牛の最高部位とされるヒレ肉の中で さらに中央部の最も厚みのある部分を 使った最高級のステーキ。 この冬...


コマンタレブー comment allez vous
「コマンタレブー」 フランス語で 「ごきげんいかがですか?」 という意味です。 他人の日常を さりげなく思いやる、 こんな素敵なあいさつ。 昔から、何度も耳にしては ここちよく心に響く。 コマンタレブー。


ケ・セラ・セラ
ドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」。 小さい頃、エプロン姿で家事をしながら いつもこの歌を歌っていた お母さん。 ケ セラ セラーなるようになるわー♪ わがままで、おぼっちゃまで 子供のような自由人の 父と結婚してしまったお母さん。 ...


お料理とおしやれ
どんなものも、作っているとき だいじにしているのは 「きもち」です。 パンを焼く、 エプロンを縫う、 お客さまを出迎える、など。 美しい曲を聴きながら 今日はどんなかたが来られるのか お待ちしているさわやかな朝。 今日も素敵なきもちが ...


心のスープ
3月のこの頃に降る雪を 「なごり雪」と 素敵に言ってくれた方がいました。 ほんと。 今年最後になるのかも。 暖かい春が近づくための これも大切な1日と思い、 心をこめて温かいスープを お出ししました。 すてきな曲ばかりの アルバムですが 朝、車の中で...


ジャニスを聴きながら
好きなものや 好きな人。 見つけてしまうと 夢中になってしまいます。 他のことがまったく 見えなくなって。 もしかして、あの人も そうなのでしょうか。 高校生の頃 ジャニス・イアンが好きで 「恋は盲目」をよく聴いていました。 あの頃は、なにも知らなくて...


ふたり記念日 〜 St.Valentine's Day 〜
ひとりより ふたりの方が いいに決まっている。 あなたの しもやけの足は あなたにしかわからなくても せめて その痛みを 自分のことのように 心のそこから わかってあげたい。 強い自分って、かっこいいけど 「強くなるよ !!」と言える人が ...





























