

野バラ
初夏という言葉が似合う お天気のまいにち。 開店の頃、小さかった白い野バラが 今年は大きくなり こぼれんばかりの 花を咲かせました。 私がここに 来る前からいる野バラ。 誰も知らないここの歴史を 黙って見てて、知っている野バラ。 香りもみごと。 ...


愛しくて捨てられないもの
使い切ったオリーヴや マスタードの空ビンの シールのはがれ具合いが好きで 生けた庭の花。 ああ かわいい。 いとしくて 捨てられないものが ありすぎる。 私の人生。 いとおしいものは ぎゅっとだきしめて そばにおいて 大切にします。


少女の恋
ビオラの花が、お花屋さんの 店先に並びはじめると まず、決まって毎年、 白いビオラを買い求めます。 それから 他にも、パープルも。 ビオラの花は 秋に植えて 冬を越すと 強くなり、美しい花がつくと いつか どこかで聞きました。 庭の かたすみで ...


奥畑さんぽ
あの木も この木も あっちも こっちも お庭の桜が満開です。 私をいつも守ってくれる 頼もしい桜たち。 「奥畑」という この町全体が 今、さくら色です。 町の方たちが、毎年たくさんの桜を 植えてくださっているおかげです。 モンシュシュの裏の庭の桜も ...


雪どけヒヤシンス
ゆっくり ぴたぴたと 屋根の雪が とけてゆき どこからか 恋しい春の予感。 なんとも香りのよい モンシュシュのヒヤシンス。 早くも桃色の花を開かせています。 朝いちばんに ほっこり お豆が おいしく煮えたから 明日のランチに入れましょう。 ...


Cherry Blossom
「春待ちパスタ」は 毎年、春になるとつくるmenu。 両手は こごえても 心は 春を待つ。 この ひたひたとした気持ち。 お店の まわりには 桜の木が あちこちにあって この、今は静かな枯れ木たちが にぎやかに はればれしく 美しいドレスをまとい ...


秋のおさんぽ
どんぐり拾い。 落ち葉あつめ。 のんびりと夕暮れに 庭のおさんぽは 私の 秋のたのしみです。 この季節は、ついつい くるくるっと からめては 名前の知らない草を ソースにしたくなります。 モンシュシュに来る前から 秋の山や森の、枝や木の実で ...


Sugar
今年も 紫苑の花が ちらほら咲きはじめ お庭に あちこち 紫色の花たちが 歩く私の目を楽しませてくれます。 小さなブーケにしたら とっても 素敵。 どこにもない、私だけの花束。 ほかにも、忙しくて 手をかけてあげれない中庭に、 今年も 名前はしらないけれど...


モネの庭
何年か前、美術館で見た モネの睡蓮。 なにが 心を動かせたのか、 思い出せないけれど、 絵の前の私は、 ずっとそこから、なぜか 離れられない気持ちになりました。 水のある風景。 子供の頃に見た風景にも思えるし。 そして、これから迎える 未来の池だったのかと、...


TSUYUのたのしみ
この中庭の ばらに似合う 新しく つくったワンピース。 お庭には お花があちこち。 朝、昨日はひらかなかった つぼみや 元気の出た あじさいたちに 声をかけながら、 1日を始めています。 お昼には うぐいすの声が響き、 水のまわりには...





























