FashionShowのお話

February 1, 2010

 


はずかしいくらい昔の話。
スタイリストの養成学校に

通っていた学生の頃。
たくさんの方のスタイリングを
勉強のため全国を飛び回って
ショーの裏方のお手伝いを

させていただきました。
山本寛斎さんや三宅一生さん、

コシノ三姉妹、鳥居ユキさんなどなど。
海外では、当時クロエの

デザイナーだった、
カール・ラガーフェルトや

クロード・モンタナなど。
今では考えられないくらいの

方々と目の前で接する機会を

与えていただいたことは、
今でも、素晴らしい経験の

思い出として残っています。


たとえば、始めは「やる気にならない」

と思っていた、自分の好みでない

デザイナーのショーの時など
そんなふうに思った自分が、

つまらない最低な人間であることも

知らされました。
間近で見る、今まで見たことのない

上質な布たちのさわり心地や 陰影。
一目一目に表れている特別な味わい。
バランスのよいパターン。
けっして、雑誌やTVで見ただけでは

わからない美術品のような、

ためいきが出る 本物の美しさ。

あまりの自分の幼稚さに、

頭をガツンとなぐられたくらいの

ショックでした。


ショーが終わり、
みんなが部屋でくつろいでいる間も、
一人、ショーの裏の楽屋の洋服たちを
1枚1枚 飽きるくらい、

何時間も見ていました。
その時私は、魂の入った お洋服と

出会った瞬間を
目の前で見ることができて
幸せでした。

 

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