

愛しくて捨てられないもの
使い切ったオリーヴや マスタードの空ビンの シールのはがれ具合いが好きで 生けた庭の花。 ああ かわいい。 いとしくて 捨てられないものが ありすぎる。 私の人生。 いとおしいものは ぎゅっとだきしめて そばにおいて 大切にします。


キュイジーヌ 〜cuisine〜
かたい たけのこの皮に 切れ目を入れて 大きな鍋で ふつふつと ゆがく。 毎年恒例、 20年以上してきた春の儀式です。 誰かしらがくださるおすそわけの たけのこをゆがく時 今年もまたこの季節を 迎えられた喜びをかみしめます。 しっかりと煮て、あくを抜き、...


お料理とおしやれ
どんなものも、作っているとき だいじにしているのは 「きもち」です。 パンを焼く、 エプロンを縫う、 お客さまを出迎える、など。 美しい曲を聴きながら 今日はどんなかたが来られるのか お待ちしているさわやかな朝。 今日も素敵なきもちが ...


サクラ散歩
遅ればせながら ここ、モンシュシュでは サクラが満開中。 近くにある「ホタルハウス」という 古い小学校前のあたりは さくらのほかにもお花だらけで カメラを持った方がいっぱいでした。 少し先の、樹齢300年の 神原のしだれザクラも ...


裏庭の4月
開店して、初めて迎えた春に これほど香りの良い花があるのかと 感じたことを想い出します。 それ以来、 この花の名まえを知りたくて いろんな人に聞いてもわからず 今年、7年目の春に やっとその名を 知ることができました。 『花梅』という種類で ...


パルファン Perfume 〜香り〜
白いヒヤシンス 今年はいつもより遅く おめざめ。 寒い朝が苦手な わたしといっしょ。 今、 mon chouchou の テーブルに よい香りを 漂わせてくれています。 高校時代、パン屋さんのアルバイト 初めてもらったお給料で 買ったものは ...


神様の毛布
やわらかくて みずみずしくて 苦みがなく甘い 上広さんの育てた オーガニックの菜の花。 今年の春を告げる きれいなお味。 どんなお金持ちにも ひと月前には、けっして この菜の花を買うことができない 春からの とっておきの贈り物です。 ...


記念写真
春のおでかけに 着てゆく服は もう お決まりになりましたか? あの日は これで 来週はあれでと 女の人の一番、時間がかかる 楽しくて、かわいい悩み。 今度、来られる時は どんな色のお洋服? とても楽しみ。 暖かくなってきたら ここのお庭で ...


心のスープ
3月のこの頃に降る雪を 「なごり雪」と 素敵に言ってくれた方がいました。 ほんと。 今年最後になるのかも。 暖かい春が近づくための これも大切な1日と思い、 心をこめて温かいスープを お出ししました。 すてきな曲ばかりの アルバムですが 朝、車の中で...


夢見月
ある本を開くと 桜は月見草というそうで そこから、3月は「夢見月」と 呼ばれるようになったとあります。 日本という国は 昔から、こんなふうに 美しい言葉で 春を感じて 名づけていたのかと思うと とても やさしい気持ちになりました。 夢見月の色は ...





























